e深層水の可能性探る

  • 2017.10.31
  • 情勢/テクノロジー

公明新聞:2017年10月31日(火)付



久米島(沖縄)の研究所視察
河野氏ら



公明党の河野義博参院議員は30日、海洋深層水の産業利用の現状と課題を探るため、九州・沖縄各県の党地方議員有志でつくる「再生可能エネルギー研究会」のメンバーと共に沖縄県久米島町にある同県海洋深層水研究所を訪れ、海洋温度差発電の実証設備などを視察した。

この事業を実施している一般社団法人国際海洋資源・エネルギー利活用推進コンソーシアムの担当者は、海洋温度差発電の仕組みを説明した上で、発電に利用した海水は農水産業や空調などにも利用できると強調。「海洋深層水は、将来的に安定した再生可能エネルギーとしての期待が大きい」と話した。

また河野氏らは、海洋深層水を利用して海ぶどうを養殖している久米島海洋深層水開発株式会社を訪問し、関係者と意見交換した。

視察後、河野氏は「久米島が深層水活用のモデルケースとなるよう支援していきたい」と語った。

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