e コラム「北斗七星」

  • 2017.10.20
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年10月20日(金)付



「立憲民主党は、何でも反対の社会党に戻ってしまった。これが不幸な現実」。こう断じるのは、旧民主党衆院議員の小平忠正氏。「安定した政権でなければ、国民の生命や財産は守れない」と自公勝利にエールを送る◆「自らの理念や政策に従い、筋を通した」などと強弁する立憲民主の面々。ならば、平和安全法制の容認を入党条件に掲げた希望の党への合流は、断固拒否するのが"筋"だろう。実際は、あっさり信念を曲げて合流へ走ったものの、希望の党に"排除の論理"を振りかざされ、慌てて寄り集まったにすぎない◆そして今、各地の小選挙区では、出馬を取り下げた共産と全面共闘。とはいえ、自衛隊の存在など基本政策で相いれないだけに、共産側からは、「演説でここまで踏み込んだら、かえって反感を持たれるかも、と気にかけながらやっている」(14日付「読売」北海道版)といった声も漏れる。どこまでも票目当て◆「打倒、安倍一強」などと口をそろえるが、自公政権が安定的な勢力を得てきたのは、国政選挙で示された民意の結果。"一強"の裏には本来、ふがいない野党への厳しい批判も込められている。そうしたことへの反省もなく、またも"野合"を繰り返す。政権打倒を叫ぶ資格など全くない◆衆院選の投票日まで、あと2日。無責任な野党を、断じて打ち破る!(武)

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