eコラム「北斗七星」

  • 2017.10.06
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年10月6日(金)付



先日、長年にわたり名古屋市議会を傍聴し続けてきた80代の男性と話す機会を得た。その男性は十数年前、公明党の女性市議と知り合って以来、党市議団の控室によく立ち寄り、党への理解を深めているという。現在は公明新聞の購読者でもある。この日も、本会議を傍聴し、公明党市議の質問が「良かった」と評価してくださった◆その質問とは、同市内で今年7月の局地的な豪雨による道路冠水の被害を取り上げたもの。この中で同市議は綿密な調査を基に、冠水の深さが約60センチ以上に及び、交差点では車が走行不可能となる事態を招いたことを明らかにした◆さらに、この現場が冠水を繰り返し、住民も土のうや止水板を用意し対応してきたが、60センチを超える冠水で車の走行によって起こる波が土のうなどを越えた点も指摘した◆その上で同市議は、こうした箇所には道路利用者に注意喚起するための標識や看板を設置すべきと訴えた。また行政が今回の冠水を全く把握していなかったとして災害情報の迅速な集約を求めたほか、冠水発生時には地域に密着した消防団の活動を行政が支援することも提言。いずれの主張に対しても市当局は検討する方針を示した◆住民を守るため、どんな些細な事も見逃さない公明党の現場目線が光る実績を語り、支援を広げていきたい。(典)

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