eコラム「北斗七星」

  • 2017.10.05
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年10月5日(木)付



なるほど確かに便利だ。電子メール、LINE(ライン)などなど、電車の中からでもサクサクと連絡できる。携帯電話とインターネットの組み合わせの"多芸"ぶりに驚く◆今や、意思を伝える道具として、調査した10~60代すべてで、文字を中心にした手段が、圧倒的主流を占める。携帯、固定を合わせて通話は1日10分間なのに対して、文字のやりとりは45分間を超える(総務省調べ)◆9月発表の「国語に関する世論調査」(文化庁調べ)に、情報化社会の中でのコミュニケーションへの意識について興味深い質問項目がある。「誤解やトラブルを招きやすい」と考えられている手段のトップに挙げられたのは、LINEやブログなどと電子メール。ともに約44%。携帯での通話16%が続く◆こうした危機感は若い世代ほど高い。よく利用する世代ほど、意思が十分には通じない危険性を身にしみているのだろうか。10~20代の9割を超える人が、「本音を伝えやすい手段」のトップに「直接会っての会話」を挙げ、次いで5割が電話での通話としている。若者の賢さを垣間見る(いずれも複数回答)◆そういえば、メールがきっかけで、ひどく友人との関係がこじれた苦い思い出もある。大事なことこそ、せめて電話で、できれば直接会って、伝えたい。(繁)

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