eコラム「北斗七星」

  • 2017.10.02
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年10月2日(月)付



爽やかな青空に力強い白抜き文字で書かれた「教育負担の軽減へ。」―。衆院選に向けた公明党のイメージポスターだ。前にすると、幼児教育から高等教育までの大胆な「教育の無償化」をめざす公明党の決意が伝わってくる◆安倍首相は、2019年10月の消費税率10%への引き上げに伴う増収分の使途を見直し、教育の無償化など「全世代型」社会保障への転換に充てる方針を解散理由に挙げた。もともと自民、公明、民主の3党が12年に合意した社会保障と税の一体改革の議論をはじめ、子育て支援の充実を一貫して訴えてきたのは公明党だ。首相の方針は、こうした公明党の主張に沿うものといえる◆また、教育の無償化や介護の受け皿整備などを進めて「国民の安心感」を生み出せば、「それが消費を支え、経済成長や税収増につながる」(山口代表)◆公明党は「全ての0~5歳児を対象とした幼児教育の無償化」「年収590万円未満の世帯を対象にした私立高校授業料の実質無償化」の19年までの実現と、公明党が創設をリードした「給付型奨学金の拡充」をめざしている◆少子高齢化の道をひた走る日本にとって、人への投資は未来を開く力。だからこそ「教育負担の軽減」なのだ。公明党のこの政策を語りに語り、衆院選勝利へ一瀉千里で駆け抜けたい。(翼)

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