eコラム「北斗七星」

  • 2017.09.25
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年9月23日(土)付



「公明党は的を外しませんね」。7月の都議選後に話をしたマスコミ関係者の言葉だ。都議選で掲げた私立高校授業料の実質無償化などが矢継ぎ早に実施され、放った政策の"矢"が見事に実現という"的"を射たことに驚いていた◆これまでの国政選挙の公約も念頭にあったのだろう。例えば、2014年衆院選での「軽減税率」や16年参院選での「無年金者対策」(年金の加入期間を25年から10年に短縮)。政府・与党と粘り強く協議を重ね、いずれも国民との約束を果たした◆「消費税率が10%に上がるとしても、せめて飲食料品は...」「24年間、保険料を納めても年金がもらえない」。切実な声が二つの公約には込められていた。だからこそ、政策実現に欠かせない説得力があった◆本紙22日付掲載の「政策・実績 公明党が訴える3つのポイント」の政策も、1つ目の<軽減税率で家計を守る>をはじめ待望の声が強い。2つ目に掲げた、19年までの実現をめざす<0~5歳児すべての幼児教育無償化と私立高校の実質無償化(年収590万円未満)>は子育て世代の願いと言っていい◆3つ目の柱の一つ<消費税率10%時の低年金者への加算(月額最大5000円)前倒し>も年金受給世代からの強い要望がある。生活者の思いを胸に党の政策を力の限り訴えていきたい。(辰)

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ