eスナノミ症 対策強化へ

  • 2017.09.12
  • 情勢/テクノロジー

公明新聞:2017年9月12日(火)付



秋野氏 現地関係者と意見交換



公明党の秋野公造参院議員は11日、都内にあるNPO法人「日本リザルツ」の事務所を訪れ、ケニアなどで深刻な問題となっている感染症「スナノミ症」の対策強化に関し、長崎大学熱帯医学研究所ケニアプロジェクト拠点の一瀬休生拠点長(教授)、国際協力機構(JICA)ケニア事務所の佐野景子所長、日本リザルツの白須紀子代表らと意見交換した。

スナノミ症は、砂地に生息する寄生虫スナノミによる皮膚疾患。主に足の指や爪、かかとに感染し、適切な治療を行わないと命に関わる。

一瀬拠点長は「有効な対策を講じるための実態把握が進んでいない」と指摘。佐野所長は、秋野氏が昨年12月にケニアで行ったスナノミ症の現地調査の結果も受けた、支援や協力の現状を報告した。

秋野氏は、「対策を強化するため、さらに取り組む」と語った。

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