e編集メモ

  • 2017.09.07
  • 政治/国会

公明新聞:2017年9月7日(木)付



民進党新体制 "支え合う"党に変われるか



民進党は5日、前原誠司新代表の下、新執行部を発足させた。「野党の役割を見つめ直すことから一歩一歩、愚直に出直すしかない」(2日付「朝日」)というエールに応え、重い責任を担う野党第1党として、建設的な政策論議ができるよう前原代表ら新執行部のリーダーシップに期待したい。

各種マスコミの直近の世論調査では、民進党や前原代表に「期待しない」と回答する割合が「期待する」よりも高く、前原体制の下で、失った国民の信頼と期待を取り戻すのは、そう簡単ではない。

事実、幹事長人事を巡る混乱は、「出だしからつまずいた格好」(6日付「読売」)となった。山尾志桜里氏が内定していたものの、不十分な政治経験や新たな不祥事の発覚が懸念されたことなどを理由に党内から異論が噴出して撤回。求心力の低下が浮き彫りになり、「人事の混乱の中での船出は、党再建に向けた道の険しさを象徴している」(同「日経」)と指摘された。

問題なのは、こうした危機的状況にもかかわらず、党内から公然と「脇の甘さは相変わらずだ」などと党執行部を批判する声が聞こえてくることだ。先の党代表選では、「離党予備軍」とみられる無効票が8票に上り、新執行部を決める重要な党両院議員総会なのに出席議員はわずか6割弱にとどまった。こうした「互いに足を引っ張り合うバラバラ体質」(同「朝日」)こそが国民の信頼を得られない原因ではないか。

前原代表がめざす「支え合う社会」の実現には、まず民進党内が「支え合う政党」に変わる必要があろう。(文)

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