e女性の元気とキレイ応援

  • 2017.09.06
  • 生活/生活情報

公明新聞:2017年9月6日(水)付



「美活club」(40~69歳が対象)スタート
東京・杉並区



女性の元気とキレイを応援しようと、東京都杉並区はこのほど、女性特有の病気予防や生活習慣の改善をサポートする「すぎなみ美活club(クラブ)」の1回目となる健康講座を荻窪保健センターで開催した。同クラブは今年度からの新規事業で、区内に住む40~69歳の女性が対象。参加者は、健康を保つ運動や栄養バランスの講習を受けた後、約半年間のスケジュールで区内の施設を活用して日常的に運動を行い、健康づくりに励む。区議会公明党(島田敏光幹事長)が推進してきた。


講習で栄養と運動学ぶ


スポーツ施設が4回無料 半年継続し成果確認


「すぎなみ美活club」の健康講座では、参加者に区内のウオーキングマップや、がん検診のパンフレットに加え、「すぎなみ美活book」という冊子を配布。自身の身長や体重、血圧などを記録して体調の変化を確認できるページのほか、区内に12カ所ある運動施設を無料で利用できるチケット4枚が付いているのが特長だ。

冊子を受け取った参加者はまず、骨密度や体脂肪率、血圧などを測定し、数値を記入。その後、医師ら女性講師2人から女性の健康づくりについて学んだ。内容は、骨粗しょう症や乳がんに対する基礎知識、予防方法に加え、骨や筋肉を強くするための運動や食事の栄養バランスなど。最後に、足や背中の筋肉を鍛えるストレッチなどに汗を流した。

区は同様の健康講座を、10月末までに区内各所の保健センターなど9会場で、各会場30人を定員として実施する予定。講座を受けた参加者から順次、健康づくりに取り組む。来年3月に開催されるフォローアップイベントで、半年間の成果を確認し、身体測定や、今後の役に立つ運動や栄養バランスなどの講習を受けてクラブの活動を修了する。

杉並保健所健康推進課の日暮修通課長は「女性は男性に比べ体調が変化しやすい。多くの区民に参加してもらうことで、健康意識を持ってもらいたい」と話している。

区議会公明党は、女性特有の病気の予防や生活習慣改善への支援を積極的に推進。2016年10月の区議会決算特別委員会では山本弘子議員が、女性が生涯にわたって生き生きと暮らし続けるため、ライフステージごとに異なる健康課題に対して、結果が出るまでサポートをする「同伴型」の施策に取り組むよう訴えていた。

健康講座に横山江美議員と共に参加した山本議員は「とても充実した内容だった。半年後、健康で元気になったという声を聞けるようにクラブを後押ししていきたい」と話していた。

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