e世界に鉄道インフラを

  • 2017.08.29
  • 情勢/国際

公明新聞:2017年8月29日(火)付



国交部会 神戸の車両工場へ



公明党国土交通部会(佐藤英道部会長=衆院議員)は28日、神戸市にある川崎重工業株式会社の車両カンパニー兵庫工場を視察し、政府が推進している鉄道をはじめとするインフラ輸出の取り組みなどについて関係者から話を聞いた。

同工場は1906年に開設された鉄道車両専門の生産拠点で、これまでに累計9万両を生産。国内や米国、台湾などを中心にトップクラスのシェアを誇り、現在は急速に市場規模が拡大するアジアの新興国の鉄道需要の取り込みに力を入れている。同社担当者は「日本のメーカーは安全性で世界から高く評価されている」と強調。その一方で、中国など他国との価格競争の面で日本は厳しい状況にあることなどを説明した。

佐藤部会長は「日本の優れた鉄道技術が国際競争の中で勝ち残れるよう、支援していきたい」と話していた。

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