e国民とともに-公明党の副大臣-

  • 2017.08.28
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年8月25日(金)付



福島の「今」に的確に対処
復興副大臣 長沢広明氏



――復興副大臣に再任された抱負は。

引き続き、福島県を中心に担当することになりました。福島の人々と心を合わせ、これまで以上に現場の声に耳を澄ませます。

震災から6年5カ月が経過しましたが、福島の復興はこれからが正念場です。見過ごされてきた課題や、今だからこそ必要な施策があります。それらに的確に対処し、復興を加速する決意です。


――具体的には。

ようやく、帰還困難区域を除く大半の地域で避難指示が解除されました。買い物、医療、介護、教育といった生活環境の整備や、意欲ある住民が農業や漁業など生業を再開できる支援を行います。

避難の長期化に対しては、避難者の心のケアを充実させるとともに、避難者を支援してくれている団体が息切れしないようにサポートを強めます。

風評被害と風化の「二つの風」との闘いも重要です。農林水産物のアピールや訪日外国人客の誘致、復興状況の積極的な情報発信などを通じ、「福島を一緒に支えてください」と呼び掛け続けたいと思います。


――福島の浜通り地域に新産業を集積する「福島イノベーション・コースト構想」が進んでいます。

同構想は、福島だけでなく、日本の未来にとっても重要です。世界中の人から「日本の福島に行けば、最新の産業・研究環境があり、スキルアップもできる」と言われるように、成功へ向けた布石を打っていきます。

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