e治水の抜本強化必要

  • 2017.08.14
  • 情勢/テクノロジー

公明新聞:2017年8月11日(金)付



九州北部豪雨 観光の風評被害防止も
井上幹事長に福岡県知事が要望



公明党の井上義久幹事長は10日、衆院第2議員会館で福岡県の小川洋知事から、九州北部豪雨災害を受けた治水対策や観光復興などの緊急要望を受けた。

小川知事は、県内で豪雨による堤防の決壊や土砂崩れが多発したことに言及。被害の再発防止へ「原形復旧ではなく改良復旧の採用を」と主張した。

また、今回、筑後川の支流が被害に遭ったことに触れ「支流で工事をすれば水量も変わる。(本流を含めた)抜本的な治水対策を考える必要がある」と指摘。対策には高い技術力を要するとして、国による工事の代行などを訴えた。

さらに、被災自治体やその周辺で通常通り営業しているホテル、観光施設でキャンセルや来訪客の減少が生じているとして、風評被害防止への対策を求めた。このほか、流木の処分に対する財政支援を要請した。井上幹事長は「しっかり取り組んでいく」と応じた。

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