e夏季議員研 井上幹事長のあいさつ(要旨)

  • 2017.08.14
  • 情勢/解説

公明新聞:2017年8月11日(金)付



日常活動強め力磨こう
SNSの積極活用 地域の課題解決を後押し
機関紙拡大は党の生命線 



公明党の井上義久幹事長が4日の党宮城県本部、5日の党京都府本部で行った夏季議員研修会でのあいさつ要旨は次の通り。

来年末に衆院議員は任期満了を迎える。「常在戦場」の構えで、来るべき戦いの勝利へどう取り組むか。議員一人一人の日常活動を強化していくことが大事なポイントだ。公明党は国民にとって夢や希望であり続けなければならず、その衆望に応えるには、「政策力」「発信力」「拡大力」「現場力」からなる「議員力」を高めなくてはならない。

「政策力」では、住民相談を受け、必要な政策は予算に盛り込み、国政の課題であれば法律にも反映させていきたい。

また、公明党は「現場第一主義」が伝統だ。何かが起きたらすぐに現場に行き、そこで何が起きているか、何に悩んでいるかを把握し、政策や予算に反映させてきた。

例えば、先日発生した秋田県の豪雨災害で、現場に行った際は、河川の氾濫で水田に砂が入ってしまうなど農業被害の大きさを実感した。それを踏まえ、政府に緊急要望を行った。現場で起きた問題に対し、何をしなければならないかを常に考え、自分を鍛えることが大切だ。

日常活動を強化し、議員力をアップするための具体的な取り組みの一つが訪問対話、地域サポート運動である。地域の課題を解決するのは地域の人たちであり、議員はあくまで解決をサポートする立場でなければならない。こうした議員活動と実績が「点」から「線」、そして「面」に広がり、地域の信頼を培うことにつながっていく。各地域で住民相談に丁寧に対応してほしい。

もう一つは、広報紙の配布やホームページの開設、フェイスブックやツイッター、LINEなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)による広報活動の強化である。先の東京都議選では、街頭演説会のお知らせなどでSNSの拡散力の強さを実感した。自分で何ができるかを考え、ぜひとも挑戦してほしい。

公明党の支持者を増やすには、一人一人の方と繰り返し会っていくことが欠かせない。そのためには小さなグループを作り、つながりを深めていくことも必要になる。

機関紙拡大も強力に進めたい。公明新聞は、公明党の生命線と言っても過言ではない。公明新聞があるからこそ、党の考え方が全国の議員や党員、支持者などと共有できる。議員が先頭に立ち、拡大に全力を注いでいきたい。

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