e民間交流が友好の力に

  • 2017.08.10
  • 情勢/国際

公明新聞:2017年8月10日(木)付



東北大で魯迅の学びや見学
井上幹事長と宋中連部長ら



公明党の井上義久幹事長は9日午後、中国共産党中央対外連絡部(中連部)の宋濤部長と仙台市の東北大学を訪れ、中国の文豪・魯迅が日本留学時代に医学を学んだ「魯迅の階段教室」などを見学した。西田実仁参院幹事長、真山祐一衆院議員のほか、中国の程永華駐日大使らが同行した。

同教室は1904年に建設され、改修や移築をへながら、今もなお魯迅が勉学に励んだ当時の面影を残している。一行は教室に入ると、魯迅がよく座っていたとされる席に座り、感慨深げに往時をしのんでいた。このほか、一行は同大学史料館の「魯迅記念展示室」などを見て回った。

終了後、宋中連部長は井上幹事長の案内に対し謝意を示し、「大変、勉強になった。民間交流が中日両国の相互理解につながると感じた」と強調。井上幹事長は「魯迅の留学生活に触れてもらったことが、今後の日中友好の力になるのではないか」と語った。

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ