e青年国会議員便り

  • 2017.08.03
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年8月3日(木)付



"顔の見える"日韓新時代開く


党青年副委員長、青年局長 平木大作 参院議員


「近くて遠い」と評される日韓関係。2014年に党青年委員会の一員として韓国を訪れて以来、未来志向の関係を築きたいと交流を続けてきました。

強く印象に残っているのは、日韓友好議連で訪韓した際の歓迎夕食会。両国の国会議員が一堂に会し盛況となったのですが、テーブルでの会話は弾みませんでした。話題に事欠いた訳ではありません。壁となったのは言語の違い。かつては韓国側に日本語を話せる議員が多くいたため、あまり通訳を必要としなかった事を後に知りました。

今春、ソウルで行われた若手議員による国際会議に参加する機会を得ました。英語で議論し、議事録は残さないスタイル。歴史認識や安全保障について腹蔵なく意見を述べ合う中で、多くの一致点を見いだし、何より日韓友好にかける双方の思いを確認することができました。

今後も私たち青年世代の議員が先頭に立って、互いに"顔の見える"日韓新時代を開いてまいります。


豪雨被災地の復旧に全力


党青年副委員長 河野義博 参院議員


福岡県朝倉市、東峰村、大分県日田市などの九州北部が集中豪雨(7月)に見舞われました。私は山口那津男代表と共に現地を訪問。被害状況を確認するとともに、関係者と意見交換を行いました。首長らからは「災害予防に向けては森林整備が重要」「合併特例債の発行期限の延長を」「長期的な観点に立った支援を」といった要望が寄せられました。

こうした現地の声を7月25日の参院予算委員会で取り上げました。この中で、政府が発災2週間という異例の早さで激甚災害指定の見通しを示したことを評価し、指定手続きを迅速化する必要性を指摘しました。安倍晋三首相は「激甚災害の円滑な指定をはじめ、被災地支援のあり方を検討していく」と答えました。また、九州北部は5年前にも豪雨被害に遭ったことに触れ「災害復旧では原型復旧ではなく、再び災害が起きても被害が生じない改良復旧工法の採用を」と訴えました。

復旧・復興には、長い期間がかかります。息の長い支援に取り組みます。

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