e文書管理の課題指摘

  • 2017.08.02
  • エンターテイメント/メディア

公明新聞:2017年8月2日(水)付



対応の不手際、反省すべき
日報・加計問題
BS番組で山口代表



公明党の山口那津男代表は7月31日夜、BS11の報道番組に出演し、南スーダン国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊の日報問題などで、政府内の文書の扱いが問われたことを踏まえ、「情報公開制度のあり方や、政府内の文書をどう管理していくか、整理し問い直す必要がある」との考えを示した。

山口代表は、日報問題のほか、学校法人「加計学園」の国家戦略特区を活用した獣医学部新設を巡る問題に言及し、政府の情報管理のあり方について、誰が文書を作成したのか見極めにくく、制度に沿った文書管理の徹底に課題があると指摘した。

また、先月28日に防衛省が公表した日報問題に関する特別防衛監察の結果に関しては、同省が昨年7月に日報の開示請求を受けても公開しなかった対応が不適切だったとして、「最初に対応の間違いを見抜いて、二度と起きないよう説明していれば良かった。厳しく反省すべきだ」と語った。

一方、憲法改正に関する議論については、「国会の憲法審査会で選択肢を示して議論し、国民の理解が熟すことが大事だ」と指摘し、国民が議論について来られるよう、国会で慎重に議論を深める必要があるとの認識を表明。

その上で、国会で発議された後は国民投票が行われることから、「国民の圧倒的多数が改憲の発議案に対し、理解を持っていることが前提にならないといけない」と述べた。

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