e廃炉工程表 改訂を指示

  • 2017.08.01
  • 情勢/テクノロジー

公明新聞:2017年8月1日(火)付



高木副大臣 燃料デブリ取り出しへ
福島・いわき市



高木陽介経済産業副大臣(原子力災害現地対策本部長、公明党)は31日、福島県いわき市で開かれた「第14回廃炉・汚染水対策福島評議会」に出席し、東京電力福島第1原発の廃炉へ向けた中長期ロードマップ(工程表)の改訂作業に着手するよう事務方に指示した。
席上、高木副大臣は、中長期ロードマップの進捗状況について、「一部で遅れはあるものの、全体としては、おおむね対策が前進している」との見解を表明。

また、原子力損害賠償・廃炉等支援機構が溶融核燃料(デブリ)の取り出しに関する戦略プラン案を提示したことに関し、「廃炉工程表の改訂時期は、燃料デブリ取り出し方針を決める9月に合わせる」と述べた。

終了後、高木副大臣は、「いまだ避難生活を余儀なくされている一人一人に寄り添いながら、廃炉・汚染水対策を着実に進めていく」と述べた。

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