e健康増進を後押し

  • 2017.07.28
  • 生活/生活情報

公明新聞:2017年7月28日(金)付



食事や運動の目標達成数に応じ記念品
三重・紀北町



三重県紀北町は今月1日から、住民が塩分や糖分の摂取を少し減らすなどの食生活の目標と、普段より10分長く歩くなどの運動の目標を設定し、健康増進に取り組む「ちょい減らし +10チャレンジ」を実施している(来年2月末まで)。

この取り組みは昨年度に続き2回目。今年度から、国の集落支援員制度を活用して住民の中から選ばれた元気づくり推進員(30人)と行政が協働で同チャレンジへの普及・啓発を進め、住民の目標達成を応援している。

同チャレンジに参加する住民は、まず目標や達成状況などを書き込めるチャレンジ記録表を町役場や町ホームページから入手した上で、食事と運動の目標(それぞれ3項目まで記入可)を設定し、チャレンジを開始する。1項目でも達成できたら、記録表に〇印を記入し、〇印の合計が100個を超えるごとに町から記念品が贈られる。

町の担当者は「町の高齢化率が4割を超えており、健康寿命を延ばすことが喫緊の課題。推進員と協力して取り組みを進めたい」と語っていた。

公明党の大西瑞香町議は、昨年12月定例会で人口減少や高齢化の進展に伴う地域課題の解決へ、集落支援員制度を活用するよう訴えていた。

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