e荒川下流域の治水に万全

  • 2017.07.21
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年7月21日(金)付



石井国交相ら スーパー堤防など視察



石井啓一国土交通相(公明党)は20日、東京都足立区新田地区の荒川右岸に整備された高規格(スーパー)堤防などを視察し、土地の高さが海面より低い「ゼロメートル地帯」が広がる荒川下流域の治水対策を探った。先の都議選で当選した薄井浩一氏が同行した。

スーパー堤防は、通常より盛り土部分の幅を広くして強度を確保し、地震や越水にも強いとされる。国交省では関係自治体の街づくりと共同で整備を進めている。一行は国交省関東整備局の担当者の案内で、延長約1360メートル、幅約450メートルの新田地区スーパー堤防の土手を歩き、盛り土部分に建てられたマンション群や河川敷に新設された広場を見て回った。

視察後、石井国交相は「スーパー堤防で治水は格段に向上する」と強調し、「(周辺自治体の)再開発の機会を捉え、着実に整備を進めたい」と述べた。

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