e支援の手、行き届かず

  • 2017.07.19
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年7月19日(水)付



豪雨被害の窮状を調査
福岡・嘉麻市で吉田氏



公明党の吉田宣弘衆院議員は18日、九州北部豪雨により被害を受けた福岡県嘉麻市の桑野地区を調査した。壱岐和郎・福岡県議、藤伸一、田上孝樹の両嘉麻市議、松岡裕一郎・北九州市議が同行した。

同地区では、地区内を流れる遠賀川が氾濫し、住宅や農地に土砂が流れ込むなどの被害に見舞われた。自宅の前を通る道路が冠水した渡辺ナツエさん(82)は、「あんな大雨は経験したことがない。本当に怖かった」と被災当時の状況を振り返った。北九州市に住む畑英幸さん(69)は、同地区内に所有する実家の家屋が半壊。「家族で長年住んでいた場所。なんとか再建したい」と思いを語った。

吉田氏は、嘉麻市への被害が同地区を含む一部地域に限られていることで、支援の手が行き届いていないと述べ、「住民の皆さんの窮状を、しっかりと国に訴えていきたい」と語った。

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