e医療機器 使いやすく

  • 2017.07.14
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年7月14日(金)付



パーキンソン病患者会
古屋副大臣に要望



古屋範子厚生労働副大臣(公明党)は13日、厚労省で「全国パーキンソン病友の会」の中村博代表理事らと会い、胃ろうを通して直接小腸まで薬を投与するパーキンソン病治療の医療機器の改良について要望を受けた。公明党の秋野公造参院議員が同席した。

パーキンソン病は、手足の震えや筋肉がこわばるなどの症状が伴う疾患。症状の軽減や改善を目的として飲み薬による治療が行われているが、病気の進行によっては、胃の動きが悪くなり効果は安定しないという。

そこで、薬を吸収する小腸に直接投与するための医薬品やチューブなどが昨年、保険適用されている。

席上、中村代表理事は、胃ろうを通した治療によって「かなりの効き目があるが、機器自体は重いなど使いにくい」と指摘。機器改良への支援を求めたほか、改良に向けてメーカー、医師、患者が話し合える場の構築を求めた。

古屋副大臣は「患者側の意見を企業に伝えるとともに、関係者が話し合える場を設けるようにしたい」と答えた。

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