eコラム「北斗七星」

  • 2017.07.13
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年7月13日(木)付



「負けてなるものかと死にものぐるいで勉強した。政策に強くないと公明党議員を名乗る資格はないと必死だった」。地域の会合で、議員OBの回顧談に拍手が沸いた。4期16年を闘い抜き、勇退後も「学ばずは卑し」と日々精進を重ねる姿に地域住民の信頼は厚い◆議員としての勉強、研さんは、公明党が結党いらい取り組んできた大命題だ。立党精神「大衆とともに」の淵源となった1962(昭和37)年9月の公明政治連盟第1回全国大会では、全議員が月々年々、研さんに励み大成長をはかっていくことを固く誓い合った◆今年も各地で開催される夏季議員研修会が現在のような形になったのは、1971(昭和46)年8月。それまでの党中央に全国から議員が集って開く研修会から、一挙に全国26会場で開催される研修会に拡大された◆夏季議員研修会は、議員としての人格と力量を磨き合う真剣勝負の場である。近年、政治家の劣化が言われ、議員の育成が深刻な課題とされるに至っている。その中で、半世紀余にわたり「たゆまざる自己研さん」を議員の信条としてきた誇るべき歴史と伝統を有する党、それが公明党だ◆猛暑を突き、実り多き「鍛えの夏」「学びの夏」「成長の夏」へ。次の勝利、党の飛躍に向けて新しい扉を開く夏季研となるよう期待したい。(鈴)

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