e国際社会の圧力強化を

  • 2017.07.06
  • エンターテイメント/メディア
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公明新聞:2017年7月6日(木)付



G20 結束する機会に
北朝鮮のICBM 安保理決議で実効性も
記者会見で山口代表



公明党の山口那津男代表は5日午前、東京都新宿区の党本部で記者会見し、4日に北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射の成功を発表したことについて、「米国もICBMの発射と認識したことは、新たな脅威を裏付けた。まずは国際社会の圧力を毅然と強めていくことが、最終的な外交的解決につながる」との考えを示した。

山口代表は、北朝鮮が続ける核・ミサイル開発について、「わが国の力だけでは阻止できず、日米韓の結束と、北朝鮮に経済的、政治的影響力の強い中国、ロシアとの連携も重要だ」と指摘。7日からドイツで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議について、北朝鮮問題で各国と連携を強める重要な機会になることから、2国間の首脳会談を積極的に行うべきだと強調した。

また、北朝鮮に対する国連安全保障理事会の制裁決議の実効性を確保するには、決議を完全に履行し、それを検証する取り組みが重要だと力説。ICBMの発射で米国と北朝鮮の緊張が一層高まるとの懸念については、「米国がリーダーシップを持って、国際的な連携と結束で解決に向かうことを期待したい」と語った。

学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設などを巡り、10日に衆参両院で閉会中審査が行われることについては、「政府が国民に分かりやすく、謙虚に説明を尽くす重要な機会になる」と強調した。

自民党内での憲法改正案の作成に向けた議論に対しては、見守っていくとの考えを改めて示した上で、「議論の場は国会の憲法審査会であり、国会での議論は、国民の理解が伴うものでなければ進まない」と指摘した。

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