eコラム「北斗七星」

  • 2017.07.03
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年7月3日(月)付



地方議会を、もっと身近に。北海道苫小牧市は、先月開かれた定例市議会の本会議を傍聴した人に地域通貨を付与するサービスを実施し、話題となった◆同市が展開する「とまチョップポイント」は、市内加盟店での買い物や公共施設の利用時などにもらえ、1ポイント1円として使える。「議場に足を運ぶきっかけになれば」と今回、傍聴者には1回につき50ポイントを付与。その結果、昨年同期の定例会に比べて傍聴に訪れた人数は倍増した◆道内では他にも、全国に先駆けて「議会基本条例」を制定した栗山町議会が毎年、町民の意見を直接聞く「議会報告会」を開催。斜里町議会は、今年春から「議会モニター」を公募し、「住民目線で開かれた議会」をめざす◆先日、公明党の青年党員らが札幌市内で開いた懇談会では、「議員活動とは、どんなもの?」「政治家に、あまりいいイメージがない」といった率直な声も。地方議員の「なり手不足」も指摘される中、議会と住民の距離を縮める地道な取り組みの必要性を痛感する◆議会改革のあり方などで、激しい論戦が繰り広げられた東京都議選。具体的な政策実現への道は、ここから始まる。議論の行方を分かりやすく発信する議会の"知らせる努力"と、その内容をチェックする有権者の"知る努力"で、双方の距離を縮めたい。(武)

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