eコラム「北斗七星」

  • 2017.06.27
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年6月27日(火)付



先日、上京した際、日本のトップスポーツ選手の練習施設「味の素ナショナルトレーニングセンター」(北区)に立ち寄った。素晴らしいスポーツ環境だ。卓球、競泳、バドミントン競技など、近年の躍進も頷ける◆2008年のトレセン開所で、トップアスリートが同一拠点で集中的、継続的に強化活動を行うことが可能になった。その必要性を理解し、整備・機能拡充を推進してきたのは公明党である。7月には東京五輪・パラリンピックに向けて、パラアスリートも共用する新拠点「第2トレセン」の建設が始まる◆トレセン運営費の多くがサッカーくじの収益で賄われていることを腐す一部野党があるが、少なくとも「サッカーくじはスポーツ振興の障害物」とはなっていない◆政治は結果責任であり、現実をどう動かしたかだ。「何でも反対」では、世界を相手にしのぎを削る選手のサポートはできまい。「2020年」へ、国際競技力の向上を図る力強いバックアップが求められている◆サッカーJリーグの監督が言っていた。90分近くを闘った選手は、酸欠状態で思考能力が低下し、筋肉は乳酸がたまって思うように動かなくなる。その時、選手を前に押すのはサポーターの声援だけだと。東京都議選の投票日まであと5日。熱い応援を力に最後まで走り抜きたい。(中)

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