e小池都知事 近く方向性を表明

  • 2017.06.19
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年6月17日(土)付



市場移転問題で



東京都の築地市場(中央区)から豊洲市場(江東区)への移転問題をめぐり、小池百合子知事は16日、近く一定の方向性を打ち出す意向を明らかにした。同日の記者会見で「今後のあり方について、いくつかパターンが示されているが、数字などはまだ変動する可能性がある。まず方向性を見いだすのが一点だろう」と語った。

豊洲市場に関し、都は開場に当たっての目標として、無害化を掲げてきた。しかし、地下水からは、環境基準を大幅に超える有害物質が検出されている。

このため、市場問題の論点整理を進める都の「市場のあり方戦略本部」は16日、地下水管理システムを強化し水質改善を図るほか、地下空間に的確な対策を講じることで、地上部分の安全性を万全にする必要があるとの考え方をまとめた。

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