e日韓、活発な往来で前進

  • 2017.06.12
  • エンターテイメント/メディア

公明新聞:2017年6月10日(土)付



首脳会談 関係発展へ早く



公明党の井上義久幹事長は9日午前、国会内で記者会見し、韓国の大統領特使や国会議長の来日に続き、10日から自民党の二階俊博幹事長が日本政府の特使として訪韓することに触れ、「文在寅大統領が誕生して要人の往来が活発に行われ、日韓関係は着実に動き出している。この動きを後戻りさせず、発展させなければならない」と強調した。

井上幹事長は、8日にも巡航ミサイルを発射し挑発行為を繰り返す北朝鮮の問題について、「日韓両国の安全保障上の脅威であり、解決すべき重要な課題だ」と力説。そのためにも、日韓首脳会談の早期開催や、日中韓サミットの開催に向け、「日本政府の一層の努力に期待し、与党としても支えたい」と語った。

日本原子力研究機構の開発センターで、点検作業員5人が被ばくした事故については、「国内では前例のない事故であり重大だ」との認識を示し、同機構に対し、被害者の健康確保や事故の原因究明、安全管理体制の構築に万全を期すよう求めた。

文部科学省が学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画を巡る内部文書の再調査を行うことには、「新たな文書や証言が出た事態を踏まえ、再調査するのは当然だ。徹底的、速やかに調査し、発表してもらいたい」と指摘。獣医学部を新設する政府の方針決定については、「法律に基づいて手続きが行われているかが一番重要だ。手続き的な瑕疵があったとは思っていない」と述べた。

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