e求職者応援へリニューアル

  • 2017.05.26
  • 生活/生活情報

公明新聞:2017年5月26日(金)付



就労支援施設「OSAKAしごとフィールド」
大阪府



障がい者 カウンセラーが助言
若者 選択肢広げる講座開設
子育てママ 就活中に一時保育提供

大阪府と民間の共同企業体が運営している就労支援施設「OSAKAしごとフィールド」(大阪市中央区)が5月8日にリニューアルオープンし、注目を集めている。

この施設は2013年9月の開設以来、年齢や性別、障がいの有無にかかわらず、全ての求職者に対して就職活動に関するきめ細かな情報を提供してきた。特に14年4月に施設内に設置された「働くママ応援コーナー」は、「就活(仕事探し)と保活(保育所探し)が同時にできる」と好評。同コーナーの利用で年間200人以上の女性が就職しているという。

今回のリニューアルでは、精神・発達障がい者の就労支援を強化。障がいの特性に合わせた就活プログラムを用意し、専門知識を持つカウンセラーが就活の進め方をアドバイスする。

また、大企業や事務職に偏りがちな若者の就職先の選択肢を広げるため、企業調査のプロが優良企業を見抜くポイントを教える講座なども行われる。

さらに、民間保育所と連携し、就活中の子育てママに無料で子どもを預かる一時保育サービスも提供する。

一方、人材確保に苦労している製造・運輸・建設などの企業に対しても、働き方改革を通じた職場環境の改善や、業界の魅力を発信できるようサポートする。


公明が推進


府の就労支援策とOSAKAしごとフィールドの充実を一貫して推進してきた府議会公明党(八重樫善幸幹事長)はこのほど、同施設を視察。若者や高齢者の就労促進の取り組み、一時保育の運営体制などをめぐり意見交換した。視察後、八重樫幹事長らは「課題は多いが、これからも公民連携による大阪発の就労支援の取り組みを後押ししていきたい」と語っていた。

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