e最新のトイレ事情学ぶ

  • 2017.05.11
  • 情勢/テクノロジー

公明新聞:2017年5月11日(木)付



TOTOのセミナーに参加
党埼玉県本部



快適で使いやすい公共トイレは――。TOTO株式会社が主催する学校や観光地における最新のトイレ事情に関するセミナーが4月25、27日、5月9日に東京都渋谷区内で開かれ、公明党埼玉県本部(西田実仁代表=参院議員)の議員が各回に分かれて参加した。

4月27日には、岡崎克巳・党県政策局長(久喜市議)ら約40人の議員が参加。セミナーでは担当者が、全国の公立小・中学校トイレの洋式化率が約4割であることや、和式トイレで用が足せない子どもがいる状況を説明。また、足腰の弱い高齢者らの利用、感染症対策などから洋式化の有用性を語り、避難所となる学校においては「地域の人が安心して使えるトイレの整備が望まれる」と述べた。

また、日本を訪れる外国人観光客を受け入れる公衆トイレの洋式化や、温水洗浄便座の設置に国の補助金が利用できることを紹介した上で、分かりやすい洗浄方法の表示などの配慮が必要と語った。

その後、一行は同区内のTOTOテクニカルセンターに移動。子どもの成長に合わせたトイレ設備や、車いす使用者、高齢者らに配慮して設計されたトイレ空間などを見学した。

終了後、岡崎局長は「配慮すべき点が確認できた。議会質問に反映させ、学校トイレなどの洋式化率を上げていきたい」と語っていた。

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