eコラム「北斗七星」

  • 2017.05.09
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年5月9日(火)付



最近、ドラッグストアなどで「除菌」をうたった商品をよく見掛けるようになった。北斗子も外出時、手が洗えないときなどに便利な除菌タイプのウエットティッシュをバッグに入れている◆除菌商品って、どれだけ効果があるんだろう? ふと気になり、ネット検索して目に留まったのが、埼玉県消費生活支援センターが2月に公表した「除菌に関する消費者意識調査と除菌ウエットティッシュの効果テスト」結果だ◆それによると、43%の人が「除菌によって大部分の菌が取り除かれる」と理解していた。しかし、細菌(微生物)の除去を意味する除菌については、除去できる菌や効果を国などが定めたルールはない。よく見ると、除菌ウエットティッシュにも「全ての菌を除菌するわけではありません」との表示が。また、46%が「防カビ効果」を期待していたが、細菌とは別の真菌であるカビは除菌の対象に含まれない◆テストでは、水道水を含ませたティッシュや除菌と書かれていないタイプなどに比べ、アルコール入りの除菌タイプは最も除菌効果があったものの、1回の拭き取りでは不十分と判明。さらに、2回、3回と繰り返し拭き取れば、どのタイプも細菌をほぼ取り除けることが分かった◆「除菌」という言葉に期待し過ぎず、小まめな清掃を心掛けたい。(翼)

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