eコラム「北斗七星」

  • 2017.05.08
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年4月29日(土)付



大型連休中、公明党の街頭演説会が活発に開かれる。憲法施行70周年の節目の意義を込めた演説会は、5月3日の憲法記念日を中心に全国各地で開催。東京都議選の各選挙区では、予定候補が気迫の訴えを行う◆街頭演説の取材でこんなエピソードも。ターミナル駅前で多くの聴衆が集まり、演説がスタート。最後に党幹部が話し始めると、ベンチで休んでいた作業着姿の初老の男性が「うるさいよ。どうせ口だけだ」と口にし始めた◆取材しながらも、男性の独り言が気になってしまう。ところが、演説開始から数分後、「いいこと言うじゃないか!」と膝をたたいた。想定外の反応に戸惑ったが、すぐに男性の変化を理解した◆この時、党幹部は東日本大震災の発災以来の取り組みを具体例を通しながら紹介し、「政治はどこまでも被災者に寄り添う必要がある」と訴えていた。公明党の震災対応を初めて耳にし、男性は感激したのだ。演説が進むにつれ、男性の「そうだ、そうだ」と相槌を打つ回数も増え、終了時には大きな拍手をしていた◆この連休中、街頭演説で議員や予定候補者の話に初めて接する人も少なくないはず。実績と政策で公明党は他党に引けを取ることはない。一人でも多くの参加者に感激して帰ってもらえるよう、大成功、無事故の演説会を展開したい。(辰)

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