e給付型奨学金 教科外も評価

  • 2017.04.28
  • 生活/子育ての補助金・助成金

公明新聞:2017年4月28日(金)付



党プロジェクトチームに政府 受給者の推薦指針を説明



公明党の給付型奨学金推進プロジェクトチーム(PT、座長=富田茂之衆院議員)は27日、衆院第2議員会館で、公明党の推進で今年度、創設された給付型奨学金の受給者を高校などが推薦する際の指針について、文部科学省、日本学生支援機構から説明を聞いた。

推薦指針は、本格実施となる2018年度以降の進学に適用。20日付で、全国の高校などに提示された。今後、各校は、指針に基づいて推薦基準を策定・公表。それに沿って7月までに推薦する生徒を決める。

選考に当たっては、一律の基準とせず、本人の人物や健康、学力および資質、家計を評価する。各校の教育目標に沿った「高い学習成績」、もしくは「教科以外の活動での優れた成果」といった条件が示されたが、「進学の意欲や目的、進学後の人生設計を含めて総合的に判断すること」とした。

また、選考の際には、レポートの提出や面談などにより本人の意識を十分に確認し、公平性や透明性の確保に努めることも求めた。

推薦枠は、貸与型の利用者数などを参考に、各校に1人以上配分。公明党が強く主張した、児童養護施設出身者などについては、この枠とは別に推薦できる。

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