e造血幹細胞移植 「患者手帳」活用へ

  • 2017.04.27
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年4月27日(木)付



拠点病院を視察
党プロジェクトチームと遠藤都議



公明党の造血幹細胞移植推進プロジェクトチーム(PT)の山本香苗座長(参院議員)と中野洋昌事務局長(衆院議員)は26日、NPO法人「さい帯血国際患者支援の会」の有田美智世理事長と共に東京都立駒込病院(東京都文京区)を訪れ、がん治療施設を視察し、鳶巣賢一院長らから「患者手帳」活用への課題などについて聞いた。遠藤守都議(都議選予定候補=大田区)が同行した。

同病院は骨髄やさい帯血など造血幹細胞移植の「推進拠点病院」に指定されており、都議会公明党は体制の強化を提案。「患者手帳」について公明党は、移植後の患者の健康管理のため、「拠点病院」での配布を訴えてきた。

病院側は、4月に全国統一版が作成された「患者手帳」について「移植施設以外の医療機関受診のハードルを低くする」と意義を指摘。一方で、各院での印刷が必要で負担になっていると訴えた。山本座長は「患者手帳のより良い運用を含めて検討を重ね、取り組みを前進させたい」と述べた。

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