eいじめ防止策の強化を

  • 2017.03.30
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年3月30日(木)付



暴行事件受け市に要望
沖縄市議会公明党



沖縄市議会公明党(与那嶺克枝代表)は22日、同市役所内で、桑江朝千夫市長と狩俣智教育長に会い、いじめ防止対策の強化を求める要望書を提出した。これには与那嶺代表のほか、阿多利修、高橋真、藤山勇一の各議員が同席した。

同市では、今年1月に中学生によるいじめ暴行事件が発生し、その様子が映った動画がインターネット上に投稿され問題となった。その後、昨年5月にも、同じ学校で別の生徒が同様の被害に遭っていたことが発覚。県民に大きな衝撃を与えている。

席上、与那嶺代表は「安心・安全な教育現場の体制づくりは喫緊の課題だ。二度と、いじめや暴力事件が起きないよう、市の取り組みを強く求めたい」と強調。その上で、①事件の原因究明と調査結果の公表②全小・中学校に対するアンケート調査の精査と対応③SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)によるいじめ対策④学校への支援員の配置強化⑤地域との連携強化と情報共有――の5項目を実施するよう要望した。

これに対し、桑江市長と狩俣教育長は「重く受け止め、しっかりと対策に取り組んでいく」と答えた。

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