e世界自然遺産登録へ弾み

  • 2017.03.10
  • 情勢/解説

公明新聞:2017年3月10日(金)付



鹿児島・奄美群島 国立公園に指定
多様な希少動物や豊かな自然
公明、環境保全向け財源確保



環境省は7日、鹿児島県奄美群島の奄美大島(加計呂麻島、請島、与路島を含む)と、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島の5島を対象地域に「奄美群島国立公園」として、国内34カ所目の国立公園に指定した。同地域には国内最大規模の亜熱帯照葉樹林が広がり、アマミノクロウサギなど希少な動植物が多数生息。今もなお隆起するサンゴ礁、マングローブ林などの豊かな自然環境が魅力だ。

「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の世界自然遺産登録へ向けては、国立公園指定が前提条件となる。政府は2月、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に世界自然遺産登録への推薦書を提出。今年夏に予定されているユネスコの現地視察を経て、2018年夏ごろに遺産登録の可否が判断される見込みだ。

国立公園指定については、公明党離島振興対策本部(遠山清彦本部長=衆院議員)や奄美ティダ委員会(委員長=同)が精力的に推進。奄美群島振興開発特別措置法(奄振法、5年間の時限立法)が期限切れを迎える13年に、遠山本部長ら同対策本部のメンバーが奄美大島と徳之島への現地調査や、首長らとの意見交換を踏まえ、奄振法の延長や国立公園指定に向けた環境保全のための財源確保を政府に要望していた。

遠山本部長は、「今回の決定は、世界自然遺産登録への第一歩。今後、観光客の受け入れ態勢強化や、希少動植物を守る施策を実現していきたい」と語っている。

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