e保育の受け皿拡充せよ

  • 2017.03.06
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年3月4日(土)付



中野氏
発達障がい児支援も訴え



3日の衆院厚生労働委員会で公明党の中野洋昌氏は、待機児童対策に関して、都市部では保育施設の整備を上回るペースで保育のニーズが高まっている実情に触れ、「待機児童解消へ、引き続き施策を総動員し、受け皿の確保に努めるべき」と強く訴えた。

堀内詔子厚生労働大臣政務官は、今後も保育ニーズが高まるとして「市町村の取り組みを強力に支援し、待機児童解消へ全力で取り組む」と応じた。

子どもの発達障がいについて、中野氏は、早期発見・対応が重要であるにもかかわらず、専門的な医師や病院が不足している現状の打開へ、政府に対応を要請。厚労省の堀江裕・障害保健福祉部長は、都道府県などによる専門医研修の促進、医療機関や自治体などと連携して支援を進める「発達障害者地域支援マネジャー」の配置拡大をめざす方針を示した。

中野氏は、建設業での長時間労働是正や生活困窮者の就労支援の強化も求めた。

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