eコラム「北斗七星」

  • 2017.03.01
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年3月1日(水)付



寒暖を繰り返しながら、季節は確かな歩みを進める。新しい生活に向けて苦闘を続ける受験生たちの健康を、心から祈りたくなる◆昨年の参院選からスタートした18歳選挙権。当事者だった18~20歳の若者を対象にした意識調査(総務省)がある。興味深いのは、高校などでの主権者教育を受けたかどうかや、親と一緒に投票所に行った経験の有無が、参院選での投票率に関係していること◆高校で選挙の仕組みを学んだり、模擬投票をやったりという主権者教育を受けた人は6割。受けていない人より投票率は7ポイント高い。また、子どもの頃に親と一緒に投票所に行った経験のある人も6割。経験の無い人より投票率は7ポイント上回る◆ところで、3分の2は、引っ越した市区町村に住民票を移さなければならないということを知っているが、実際に移したのは3割余り。理由を聞くと、「いずれ実家に戻るから」が3割。一方で、現在住んでいる市区町村で投票するためには、住民票を移してから3カ月以上たたなければならないことを知っているのは4割に満たない◆昨年の参院選、18、19歳の投票率は46.78%。平均を下回るものの、20代、30代よりは高い。調査で4分の1が感じた「多くの若者の声が集まれば」政治は変わるという希望を、大切に育てなければならない。(繁)

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