eギャンブル依存断とう

  • 2017.02.28
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年2月28日(火)付



奈良の支援施設を視察
党プロジェクトチームの熊野氏ら



公明党「ギャンブル等依存症対策検討プロジェクトチーム」(PT)の熊野正士事務局長(参院議員)は27日、大阪府議らと共に奈良県大和高田市にあるギャンブル・アルコール依存症回復支援施設を視察した。地元市議らも同行した。

同施設は一般社団法人・セレニティパークジャパン(三宅隆之代表)が運営。米国の依存症対策専門機関のノウハウを取り入れ、1人の入所者に対し1年半から2年間にわたり回復プログラムを行っている。一行は、入所者が仮面を付けながら依存症に至った経緯などを質問し合う「グループワーク」を視察した。三宅代表は「依存症に陥った根っこの部分を入所者自身が認識できるようにプログラムを組みながら、就労支援などを通し社会復帰を進めている」と説明した。

熊野氏は「依存症の予防や回復支援のあり方など、対策に向けた論点整理を行っていく」と語った。

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