eがん教育 普及めざし

  • 2017.02.20
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年2月18日(土)付



熊野氏ら 大阪で中学校の授業視察



公明党の熊野正士参院議員と党大阪府議団は17日、同府阪南市の市立鳥取東中学校を訪れ、がん教育の授業現場を視察した。これには地元市議らも同行した。

大阪府では、がん死亡率が47都道府県中8位(2014年国立がん研究センター調査)と高いことから、がん教育の充実に力を入れている。一昨年度からは文部科学省の「がんの教育総合支援事業」を府内の中学・高校合わせて5校で実施。さらに、公明党の推進で府独自にがん予防につながる学習活動もスタートさせ、中学校23校で行ってきた。

この日、視察した授業は府の支援で開かれたもので、阪南市民病院の三島秀雄名誉院長が講義を担当。約140人の生徒が発がんのメカニズムや予防方法などを学んだ。生徒からは「がんには兆候があるのか」「痛みは出るのか」など、活発に質問も寄せられた。

視察後、熊野氏は「若い時からがんに関する知識を学ぶのは、予防の観点からも極めて大事だ。がん教育の一層の強化、普及に取り組みたい」と語っていた。

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