eコラム「北斗七星」

  • 2017.02.20
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年2月18日(土)付



「公明党の若手議員はレベルが高い。将来が楽しみだ」。テレビの国会中継を録画で欠かさず見るという友人から、エールが寄せられた。いわく「声を荒げて首相や閣僚をこき下ろすだけの野党議員に比べ、公明党議員の礼儀正しさ、さわやかさは光っている」◆「将来が楽しみ」といえば、四半世紀も前になるが、1990(平成2)年2月18日投票の第39回衆院選が思い出される。自民党275、社会党136。公明党は46議席にとどまったものの、30代40代の新人11人が初当選を果たした。選挙結果を受け、「党は、さわやかな実力派新人にどんどん活躍の場を与えよ」との声が沸き起こった◆新人議員は決起した。「第3党、中道・公明党の存在感を示す主戦場は国会論戦なり」との決意で論戦に挑んだ。今、党を担う山口那津男、北側一雄、井上義久、石田祝稔の各氏は、この時、初当選した人たちだ◆公明党は、2012年衆院選、13年参院選、14年衆院選、16年参院選と、ここ数年の国政選挙において若い即戦力の人材を数多く送り出してきた。地方議会においても若い議員が活躍している。青年力こそ未来を開く確かな力だ◆"民主主義の危機"が言われ、先行き不透明、世界も日本も大きな岐路にある中で、青年の党・公明党の使命は、いよいよ重い。(鈴)

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