e公明 交通費の負担を軽減

  • 2017.02.10
  • 生活/生活情報

公明新聞:2017年2月10日(金)付



コミュニティバスも乗継割引


市内全路線で適用に 千葉・浦安市

千葉県浦安市は昨年6月から、コミュニティバス「おさんぽバス」の「乗継割引運賃制度」を開始し、好評を博している。これですでに実施している民営の一般路線バスと合わせ、市内の全路線で乗継割引が適用されることになった。併せて、コミュニティバスの市役所正面玄関前への乗り入れと、小学生以下の運賃無料化も実施された。

同制度は「PASMO(パスモ)」や「Suica(スイカ)」などのICカードで乗車後、60分以内に乗り継ぐ場合、再乗車したバスの運賃が大人50円(一般路線バスは小学生など20円)自動的に割引される。

市議会公明党(秋葉要幹事長)はこのほど、市役所前で地域住民と懇談。利用者の久村マリ子さんは「利用しやすくなった」と話し、小学生の子どもがいる横谷弘子さんも「子どもが習い事などでよく乗車するので、家計の負担が軽くなった」と喜んでいた。

コミュニティバスについては、市議会公明党が議会で導入を提案してから一貫して利便性向上を推進してきた。秋葉幹事長は「今後も市民の足となるコミュニティバスの路線拡充などに取り組んでいく」と語っていた。


高齢者外出支援「とみぱす」


年間1万8000円助成 宮城・富谷市

宮城県富谷市では、高齢者や障がい者が外出しやすい環境づくりの一環として交付している交通乗車証「とみぱす」が、好評を博している。導入を推進した公明党の安住稔幸と浅野直子の両市議はこのほど、利用者から話を聞いた。

昨年10月の市制移行とともに導入された「とみぱす」は、隣接する仙台市の交通局が発行するICカード型乗車証「イクスカ」の仕組みを活用。「イクスカ」に対応するバスや地下鉄、JRで使えるほか、カードには氏名や顔写真などが記載されるため、簡易な身分証としても利用できる。交付対象は、市内在住の70歳以上と、障がい者手帳を持つ18歳以上。利用者は、年間最大2万円を1割の自己負担(1万8000円助成)でチャージ(入金)できる。

週に1回、仙台駅前まで出掛けるという工藤洋子さん(75)は、「バスと地下鉄を乗り継ぐと片道700円以上かかるので、とても助かります」と笑顔。仙台市の病院までバスで通う際に利用している木元みさほさん(77)は、「ちょっとした身分証にもなって便利です」と喜びを語った。

高齢者への交通費補助の拡充を議会で長年訴えてきた安住、浅野の両市議は、「さらなる支援額の引き上げを求めるとともに、学生への定期代の助成など若者支援にも一層力を入れていきたい」と意気込んでいた。


町立幼稚園 送迎バス無料


保護者から喜びの声 大阪・岬町

大阪府岬町は1月から、町立淡輪幼稚園の送迎バスの利用料を無料にし、保護者らから喜ばれている。

これまでバスの利用には、園児一人当たり月額2620円の費用がかかっていた。そのため、園児を預ける保護者には経済的な負担になっており、自宅から幼稚園まで距離があるにもかかわらず、バスの利用を控える人も少なくなかった。

こうした実情を知った公明党の坂原正勝町議は、2015年9月と16年9月の定例議会で利用料の助成を要望。その結果、今回、無料化が実現し、利用者数も昨年12月比で13人増えたという。

保護者の一人は「自転車での送り迎えは大変だったので、本当に助かる」と語っていた。

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