e地下水再調査を開始

  • 2017.01.31
  • 情勢/気象

公明新聞:2017年1月31日(火)付



豊洲市場 都が有害物質の基準超で



東京都は30日、豊洲市場(江東区)の地下水から環境基準を大幅に超える有害物質を検出した問題で再調査を始めた。3月上旬まで29カ所で2回実施。再調査の結果は専門家会議で検討し、築地市場(中央区)からの移転可否の判断材料とする。

地下水調査は、土壌の安全性を確認するため2014年11月から2年間実施。1~7回目はいずれも有害物質は基準内で、8回目で基準超えのベンゼンとヒ素を検出。昨年11月下旬~12月上旬に実施した9回目は最大79倍となるベンゼンが出たほか、ヒ素やシアンも基準を超えた。有害物質が急激に増加したため、都は9回目の数値を「暫定値」としている。

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