e「要改良」に529カ所指定

  • 2017.01.30
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年1月28日(土)付



危険な踏切解消へ対策
公明推進



国土交通省は27日、踏切事故や"開かずの踏切"による渋滞を減らすため、昨年3月に改正された踏切道改良促進法に基づき、全国42都道府県の計529カ所を「改良すべき踏切」に追加指定した。昨年4月の58カ所に続き2回目の指定。鉄道事業者や地方自治体に2020年度までの対策実施を義務付け、改良を促す。

「改良すべき踏切」は遮断時間が1時間のうち40分以上の開かずの踏切や、直近5年間に2回以上の事故が発生した踏切などが対象。新たに対象となった踏切で最も多いのは愛知県の69カ所で、東京都の58カ所、神奈川県の53カ所と続く。国交省では、20年度までに約1000カ所の踏切を指定する方針だ。

石井啓一国交相(公明党)は同日の閣議後の記者会見で、「踏切道の改良促進は交通事故の防止、交通の円滑化を図る上で極めて重要。地域の実情を踏まえた対策が着実に進められるよう、しっかり取り組む」と強調。公明党は、危険な踏切の解消を一貫して主張し、全国の踏切実態調査や連続立体交差事業などを後押ししてきた。

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