eノロウイルス拡大手洗いの徹底を!

  • 2016.12.28
  • 生活/生活情報
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公明新聞:2016年12月28日(水)付



21都府県で警報レベル



ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の被害が拡大を続けている。国立感染症研究所のまとめによると、18日までの1週間に全国約3000の小児科から報告された患者数は1医療機関当たり20.89人で、近年の同時期では2006年の22.81人に次ぐ多さとなった。

21都府県で警報レベルの20人を超えており、厚生労働省は手洗いの徹底を呼び掛けている。

ノロウイルスは感染すると1~2日の潜伏期間を経て嘔吐や下痢、腹痛などの症状を引き起こす。治療は対症療法しかなく、乳幼児や高齢者は脱水症状を起こさないよう水や栄養を十分に補給する必要がある。

感染研によると、1医療機関当たりの報告数が多いのは山形(47.27人)、宮城(34.08人)、埼玉(31.66人)、宮崎(30人)、富山(29.24人)の順。

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