e街づくりに障がい者の声

  • 2016.12.09
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年12月9日(金)付



相談窓口「若ナビ」充実も
都議会で高倉、斉藤議員



東京都議会は8日、第4回定例会の本会議を開き、公明党から高倉良生(都議選予定候補=中野区)、斉藤やすひろ(同=目黒区)の両議員が一般質問に立った。

高倉議員は、2009年度に開設した東京都若者総合相談「若ナビ」に言及。社会的自立が難しい若者の支援につなげるため、相談事業の一層の充実を求めた。廣田耕一青少年・治安対策本部長は「より適切に支援ができるよう、若ナビの拡充を検討していく」と答えた。

さらに高倉議員は、結婚支援について都の具体的な取り組み状況をただした。

長谷川明政策企画局長は、来年3月をめどに結婚関連の情報を提供するイベント開催を明らかにし、「結婚支援のムーブメント創出につなげていきたい」と述べた。

一方、斉藤議員は、自転車関連の交通事故を減らすため、自動車のドライバーに対し、自転車運転への理解を深める取り組みを推進すべきだと訴えた。

沖田芳樹警視総監は、自動車が自転車のそばを通る際に、安全な速度で間隔を空けることなどを呼び掛ける「自転車思いやり五則」の周知に努めると応じた。

また斉藤議員は、都が年内にもまとめる「2020年に向けた実行プラン」の策定や、東京五輪後を見据えた「人にやさしい街づくり」を進めるに当たり、制度設計段階から高齢者や障がい者らの意見を取り入れる「インクルーシブデザイン」の手法を生かすよう求めた。

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