e従来路線と整合性なし

  • 2016.11.24
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年11月23日(水)付



真山氏 農協の自主性尊重せよ



22日の衆院農林水産委員会で公明党の真山祐一氏は、政府の規制改革推進会議農業ワーキンググループが提言にまとめた農協改革案に関して、これまでの取り組みとの整合性がないことを指摘し、農水省の見解を求めた。

この中で真山氏は、農協改革については2014年6月に政府・与党で取りまとめた「農林水産業・地域の活力創造プラン」が基本路線であることを確認。同プランは、農協に自己改革を強く促すものであり、自主性を尊重せずに組織刷新などを求める改革案に対して「内容、経過を見ても(基本路線から)逸脱している」とただした。

山本有二農水相は、農協に自己改革を求める方針などは「農水省の揺るぎない考え方の基本」と述べ、将来の農業に対する不安が起こらないよう「しっかりと検討する」と答弁した。

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