e災害に強い医療体制へ

  • 2016.11.07
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年11月5日(土)付



免震性高い新病院視察
奈良で秋野、熊野の両氏



公明党の秋野公造、熊野正士の両参院議員は4日、奈良市で2018年開院予定の「新奈良県総合医療センター」の建設現場を視察し関係者から話を聞いた。

同センターは高水準の免震技術が施され、災害時の拠点病院として注目を集めているもので、病床数は540の予定。阪神・淡路大震災規模の揺れにも耐えられるよう設計されている。岡本好弘・県新総合医療センター建設室長の説明によれば、通常の免震ゴムの場合、揺れそのものを減らす減衰性はないが、同センターには、減衰性能が高い特殊な免震ゴムが使われているという。秋野氏は「熊本地震でも免震により、医療機関の機能が維持できた。このセンターにも期待したい」と話した。

これに先立ち、熊野氏は同県大淀町に開設された「南奈良総合医療センター」を視察。救急搬送実績などについて意見交換した。

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