e住民帰還へ憩いの場

  • 2016.10.28
  • 生活/生活情報

公明新聞:2016年10月28日(金)付



避難解除めざす福島・浪江町に仮設商店街
高木副大臣が式典参加



「おいしいよ! いらっしゃい」――。東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県浪江町に27日、町民の憩いの場となる仮設商店街「まち・なみ・まるしぇ」がオープンし、多くの来場者でにぎわった。

同町は来年3月に帰還困難区域を除く地域で避難指示解除をめざしており、買い物環境の整備が課題になっている。商店街には、ご当地グルメ「なみえ焼そば」を提供する飲食店や、クリーニング店、カフェ、コンビニなど10事業者が出店した。

記念式典で馬場有町長は「帰ってきた住民の集える場所、食事処、暮らしに供する所だ。町の復興へのシンボルになった」と声を弾ませた。

高木陽介経済産業副大臣(公明党)は「地元の皆さまに寄り添い、政府一丸となって浪江町の復興、生業の再生に全力で取り組んでいく」と力強く語った。

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