e婚活を"おせっかい"

  • 2016.10.28
  • 生活/生活情報

公明新聞:2016年10月28日(金)付



市民ボランティア出会いの場を提供
兵庫・丹波市



結婚を希望する市民を応援します――。兵庫県丹波市は今年度から、独身男女の仲を取り持ったり家族らの相談にも乗るボランティア「婚活おせっかいマスター」による結婚支援事業を始めた。少子化対策の一環で、7月からは結婚希望者を募集している。

婚活おせっかいマスターは市が認定。結婚希望者との間に信頼関係を築きながら、婚活の悩みに関する相談に乗ったり、出会いの場を提供する。これまで、支援活動に必要な人権や法律などの知識を習得するための研修を受けた10人(男性1人、女性9人)が認定されている。市は「幅広い人脈を持つ人が集まった。良縁を提供してくれるものと期待している」(市社会福祉課)という。

一方、結婚希望者は現在、丹波市に住民登録があるか市内に勤務し、結婚後、丹波市に住む意思のある20歳以上の独身男女が対象。婚活講座を開き、ファッションセンスの磨き方や会話力アップなどを身に付けてもらう。さらに、婚活する男女を応援する市内の店舗や企業(婚活マイスター協力店)や、県の外郭団体が運営する「丹波出会いサポートセンター」などの情報提供も行う。

婚活おせっかいマスターについては、市議会公明党の藤原悟議員らが推進。先進的に取り組む自治体の視察を踏まえ、一般質問などで市に導入を提案してきた。

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