eコラム「北斗七星」

  • 2016.10.28
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年10月28日(金)付



「ピコ太郎」「シン・ゴジラ」「米大統領選候補」......31日のハロウィーンを前に、今年話題のキャラクターの仮装を準備している人もいることだろう。盛り上がりは週末にピークを迎えそうだが、周囲に迷惑を掛けるような大騒ぎは避けてほしい◆いつの間にか仮装イベントとして定着した日本のハロウィーン。そこには、情報があふれるネット社会だからこそ、あえて「体験」や「参加」といったリアル(現実)を重視するという、現代人の傾向性が表われているように思える◆実際、音楽業界ではCDの売れ行きが頭打ちの一方で、コンサートの観客動員は増えているという。プロ野球も地上波のテレビ中継は減ったが、公式戦の入場者数は今年、セ・パ両リーグともに過去最高を記録した。リアルだけが持つ力は多くの人を引きつける◆もちろんネットの影響力は計り知れない。私たちの暮らしも格段に便利になった。ただ、ネットから得られる情報が多すぎて適切に処理できないことがある。こうした時に役立つのが、実際の体験ではないだろうか◆政党や政治家にとっても、ネットを活用した情報発信や交流は欠かせない。同時に、有権者と直接触れ合うことの重要性も増している。ネットで知り得たことよりも実物に魅力があれば、力強い支持者となるに違いない。(幸)

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